はじめに
私たち株式会社山陽フードサービスが目指すのは「笑顔の生まれる食事の提供」です。
高齢になられても、障がいを持たれても、おとろえることのない人々の欲求は「食」だと考えます。特に施設利用者にとって、毎日の食事は大きな楽しみであると同時に、日々の健康を支えるものです。
食の効能は、心から身体全身へ広がり、医療そのものになると考えます。
私たちは、新鮮で安心できる食材を使うことはもちろん、栄養のバランスまで考えた食の提供をテーマとして、様々な試みに取り組み、食を通し真の喜びを創造していきます。
特に、フードサービスの質の向上で、快適な食生活を提供することを社会的使命として企業活動を進め、時代と社会のニーズに応えていきたいと考えております。
今後、関連業務サービスにおいて、益々のアウトソーシングの進捗率が早まるものと予想されます。アウトソーシングは単なるコストダウンのためだけではなく、ユーザーとアウトソーサーがお互いに協力し、新しい価値の創造を構築していく必要性があると考えます。
変わらない食への楽しみ・変わり続ける食へのニーズ
施設や病院と一体となった食文化へのニーズ
施設や病院により、当然、経営方針は異なります。また施設の業態や規模も様々です。私たちは、その違いによる要望に応えていける経験と力を持っています。運営管理、コスト管理、そしてお客様との絆を確かなものにしていくためにも、施設や病院のみなさまのパートナーとなり、施設経営の一躍を担っていきたいと考えます。
大手給食会社にない心の通う手づくり食の提供
システム管理により、大量生産でスピーディに給食を提供する大手企業に比べ、各々の施設の皆さまのニーズを適格に把握して、直接笑顔が見える食事の提供が基本です。
そのため、施設により、御飯の堅さ、汁物の食塩の濃さ、副食の味付けが異なるのは当然であると考えます。セントラルキッチン方式や冷凍技術、コンピュータソフトの発達により、個性のない統一化されていく味や食材にとらわれることなく、我々は手づくりの持つあたたかさを大切にしていきます。
また、「明日は○○が食べたい」などの献立変更の要望にも応じることにより、きめ細かなサービスの提供を心掛けます。
新しいスタイルでの食の提供
施設や病院でも、好きなものを食べる事ができるなら、より食事が楽しくなります。そうすると喫食率も100%に近づき、残すことが少なくなれば栄養がきちんと摂れ、治療効果を高めることができると考えます。
・その日に主菜や副菜を自由に選べるバイキング方式
・予定献立から選べる選択メニュー方式
など、施設や病院の業態にあった、さまざまなプログラムを御提案できます。
バラエティーに富んだ食の演出
四季折々の季節の食材を活かした豊富なメニューは、入所者・利用者の皆さまにとっても嬉しいものです。
・充実した行事食
・バーベキューなどテラスを利用した屋外パーティー形式
・焼きそば、おでんなどの屋台形式
・その場で注文を聞いて目の前でにぎる、にぎり寿司の日
など、食の演出を提供します。
名物料理の創作
入所者や施設職員の助言をいただきながら、「あそこの施設の○○はおいしい」と言われるような名物料理を創作し、家族会や施設行事等に提供していきます。
安心安全を追求した給食サービスと時代に相応した食の提供
食のサービスを提供する会社にとって安全管理は最重要課題です。
独自の管理基準を設けた安全衛生管理システムにより、「清潔」「迅速」「加熱・冷却」の衛生管理3原則を徹底しています。
また、専門栄養士や調理員により、その施設や入所者に適応した食事を提供します。そのために、全従業員に対し、徹底した衛生教育、研修等を定期的に行い、従業員のレベルアップを怠りません。